バンコクの日系週刊フリーペーパー「Weekly WiSE」 の誌面で私が最も楽しみにしている「街角アロイ飯」というローカルフード店を紹介するコーナー。タイ人編集スタッフがピックアップしているんだろうなあという掲載店には面白いお店が多く、毎号欠かさずチェックしています。現在配布中の574号(2017年9月20日号)に掲載されていたガパオ専門チェーン店も美味しそうだったので、早速お店に足を運んでみました。
基本に忠実なガパオを提供
タイのフードコートや食堂ではおなじみのメニュー、ガパオ。どこでも食べることができるメニューなぶん、裏を返せば「どこで食べてもあまり変わり映えのしないメニュー」になっている感があります。
今回ご紹介する「むーむ・ガパオ」のオーナーさんたちはそういった現状を憂い、”オリジナルの美味しいガパオ”を提供したいという思いからこのお店をオープンさせたのだとか。屋台などではコスト削減のために、本来入れる必要のない野菜をどっさりと使ったり、オイスターソースの単調な味に頼ったガパオを提供しているところも多いようですが、そういったガパオではなく、肉とバジルの葉だけのベーシックなガパオを提供するのがこのお店の特徴なのだそうです。
提供するのはガパオのみ
お店で提供されるメニューはガパオのみ。具材は鶏肉・豚肉のほか、オーストラリア産の牛肉やサーモン等が選べます(私が足を運んだタニヤ店ではメニューらしきものが無く、スタッフさんが口頭で説明してくれたのですが、FBを見た感じでは、メニュー表が用意されていそうです)。トッピングの卵は鶏卵かアヒルの卵が選べます。
今回は牛ひき肉で作ってもらいました。
ご飯はウボンラーチャターニー県のジャスミンライスを使用しているそうなのですが、屋台や食堂なんかでありがちな「ご飯の残念感」が無いのが良かったです。私は米が好きなので、米が不味いと一気に萎えるんですよね(笑)。ご飯の量に対してガパオの量が若干少ない気もしましたが、美味しいガパオでしたよ~ ^^
お米以外にも原材料にはこだわっており、脂肪分が少ない豚肉・鶏肉、ラチャブリー県産のオーガニックのバジルを使っているのだとか。MSGも当然不使用、加工食品も極力使わないというポリシー。今後は自社でバジルを栽培することも計画しているそう!
現在は私が訪れたタニヤ店のほか、アソーク通りのPhoto Mania Buildingの2~3階と、カンチャナピセーク通り店の計3店舗が営業しています。今後も出店をどんどん拡大していくそうですよ。
↓下記はアソーク店の地図です。
タニヤ店の場所は BTSサラデーン駅直結のタニヤビルディングの前です。非常に小さなお店のなかにU字カウンターが無理矢理設置されており、狭いお店なので、落ち着いて食事が出来る感じではありません。荷物などを置く場所も無いので、身軽な格好で行かれることをおすすめします。
なお、私が入店した際は他にお客さんが居なかったのですが、入店後5分ほどのあいだにあっという間に満席に。調理スペースも限られているので、お昼時は結構待つことになるかもしれません。ピークタイムを外して行くのがおすすめかも。
☆シーロムにはもう1軒ガパオ専門店があります!こちらもおすすめ☆
weekenderbangkok.hatenadiary.jp
会場情報
むーむ・ガパオ(Moomgapao)
https://www.facebook.com/moomgapao/
住所:タニヤビルディング前 62 Silom 2/1, Khwaeng Suriya Wong,Bangrak, Bangkok
TEL:(66)81-549-9919
営業時間:11:00~20:00
アクセス:サラデーン駅(BTS)から徒歩約1分
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